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石は火山と深い関係があり、鉱物とそれに準ずる天然物質の固まりです。マグマが地球内部の地下深く(30〜50km)の地殻部分で冷えて固まったものを「火成岩」といい、その火成岩の中に含まれる鉱物の種類により「花崗岩(かこうがん)」「安山岩(あんざんがん)」などに分類されます。 |
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石英(鉱物の一種で結晶のきれいなもの。水晶)、長石(鉱物の一種で有色。通常は白色)、雲母(鉱物の一種で薄くはがれやすい性質。有色で黒雲母が多く見られる)を主な成分とします。他の石材に比べると石目が緻密で硬く、吸水率も平均0.4%と良く風化に強く耐久性もあります。唯一耐火性に弱く500℃以上になると全体が膨張して崩れやすくなります。
この耐久性を生かして、日本で花崗岩は墓石材として広く使われています。 |
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※「御影石」の語源は兵庫県の御影地区で産出された花崗岩のことです。近年全ての花崗岩を御影石と呼ぶようになりました。 |
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火山国の日本において最も産出量の多い石で、輝石(鉱物の一種で緑色、暗褐色で短い柱上のもの)、斜長石(鉱物、長石の一種で短い柱状のもの)、角閃石(鉱物の一種で無色、緑、青、褐色などでガラス光沢をもち長い柱状のもの)を主な成分とします。色調は暗色(灰色)が多く光沢、柄はほとんどありません。吸水率は2.5%と良くないのですが、耐火性に優れ、熱温度は1000℃に達します。加工性は花崗岩と変わらないため墓石材として多く使われています。
この耐久性を生かして、日本で花崗岩は墓石材として広く使われています。 |
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